音楽理論ってどうやって勉強すればいいのか分からないんですけど…。
音楽理論の勉強に必要な2つの柱について解説します!
「勉強法とかいらないから、何から勉強したらいいのか教えて!」という方は“最初に知っておきたい音楽理論4選”の記事を見てみてください!
正しい音楽理論の勉強方法について
BASS NOTEでは、音楽理論を勉強するときは「大きく分けて2つの工程が重要ですよ!」と教えています。
それが「インプット( =Input)」と「トランスクリプション( =Transcription)」の2つです。
分かりやすいように
インプット→「勉強」
トランスクリプション→「分析」
とでも言い換えましょうか。
この2つの柱を理解していないと、音楽理論の勉強は間違いなく失敗します。
インプット – Input
「できる」「使える」の状態になるためには、まずは『知っている』の状態になることが必要不可欠です。
知らないものは使えません。
論理的な思考をもって音楽理論の断片を理解して、知識として頭のなかに蓄えていく作業。
これがインプットです。
ディグリー、コードトーン、ダイアトニック、ファンクション、ANSなどなど。
必要な知識を少しずつ頭に入れ込みます。
一番苦痛で、一番楽しい作業です!
トランスクリプション – Transcription
知識を頭に入れただけでは何の意味もありません。
インプットした知識の解像度をあげるために「トランスクリプション(コピー&分析)」が絶対に必要です。
知識を言語化するための作業ですね。
実際の楽曲を分析することで、音楽の規則性が体験的に理解できます。
音楽理論の知識が身に付いたら、好きな曲と照らし合わせて「実際に曲中に勉強した理論が使われているポイント」を見つけてみましょう!
音楽理論の立ち位置
音楽理論の知識というのは、あくまで武器のひとつでしかありません。
大切なのは、その武器を「正しく扱えるか」「どのタイミングで使うか」です。
トランスクライブしていくと、そのタイミングが理解できるようになってきます。
「音楽理論をたくさん勉強したけど、全然演奏に活かせない…」
という悩みを抱えている人の多くは、このトランスクリプションの工程が疎かになっている場合がほとんどです。
必ず勉強と分析を繰り返して、正しく身につけましょう。
Learn all that stuff and then forget it.
〜すべてを学び そしてすべてを忘れろ〜
Miles Davis
ジャズの帝王、マイルス・デイビスの言葉です。
音楽理論の知識は必ず強力な武器になります。
一緒に音楽のすべてを学んでみませんか!
音楽理論の勉強手順について
BASS NOTEでは「どんな人でも100%音楽理論を完璧に習得できるカリキュラム」を用意しています。
たくさんの生徒さんに協力していただいて、改修に改修を重ねて組み上げた最高品質の独自カリキュラムです!
しかし、これはあくまで最高効率で音楽理論を習得するための手順です。
「必要になったタイミングで、必要になったものを必要なぶんだけ勉強する」
普通に勉強するぶんには、この手法が最適解です。
間違いありません。
音楽理論は”後付け”の学問なので、焦って勉強しなくても音楽はじゅうぶんに楽しむことができます。
必要になったタイミングで、必要なものを勉強する。
それで十分です!