- All of Me
- Take the ‘A’ Train
- I’ll Close My Eyes
など、同じコードが2小節以上続く場合のウォーキングベースラインの作り方について紹介します。
ex.1)
| F△7 | % | Eø7 | A7 |
ex.2)
| D7 | % | Dm7 | G7 |
こんな感じで、同じコードが2回続く場合の対処方法です!
ベーシストの大きな壁のひとつですね…!
同じコードが2小節以上続く場合のベースの弾き方
2小節の頭で1度を踏むパターン
- 1357-1
- 1532-1
- 1712-1
- 1555-1
※オクターブ不問です。
使いやすい道筋を探してみてください。
まずは2小節目の1拍目にコードのルートを弾くパターン。
2小節目では普段通りに次のコードに向かってベースラインを動かします。
一番使いやすい初心者向けの処理方法です!
ルートに着地して体勢を立て直すことで、簡単にいつものベースラインを構築することができます!
15(↑)5(↓)2-1などもオススメです!
2小節目の頭で5度を踏むパターン
- 1133-5
- 134[♯4]-5
- 176[♭6]-5
- 1176-5
2小節目の頭でコードの5度に着地するパターンです。
コードトーンに着地することで、アンサンブルを濁しません。
また、コードの5度は他のスケールノートに滑らかに繋げやすく使いやすいのでオススメです。
5度に着地した後は、次のコードのコードトーンに向かって通常通りの処理を行います!
2小節目の頭で3度を踏むパターン
- 1254-3
- 1712-3
- 15[♭5]4-3
- 1[♯1]2[♯2]-3
2小節目の頭にコードの3度を使うパターンです。
拍の頭にガイドトーンを使うことで、周りにコードプログレッションをしっかり提示することができます。
ベースラインとしては少しクセがあるので、ウォーキングベースのサウンドに慣れてきたら挑戦してみましょう!
目次
2小節以上同じコードを弾くときの要点
- 2小節目の1拍目にコードスケールの音があれば、どんな音に着地しても構わないよ!
- できれば2小節目の1拍目は1度, 3度, 5度などのコードトーンに着地してあげたほうが周りに親切だよ!
- 2小節目から次の小節に向けては、今まで勉強した技を普通に弾けばいいよ!
- ガチガチなルールがあるワケじゃないから、自由に弾けばいいよ!!!
というのが今回の要点になります。
挑戦してみてください!