![♯IVø7について](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2023/09/d5964eac07f21356f86831e961de3c40-1024x538.jpg)
ノンダイアトニックコード上で使えるアヴェイラブル・ノート・スケールを教えてください!
勉強方法が分からないんです…。
まずはこの記事で紹介する6つのスケールをしっかり覚えましょう!
ノンダイアトニックコードに対応するアヴェイラブル・ノート・スケール
マイナーコードに解決するドミナント7thコード
![フリジアンドミナントスケール](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2023/09/f3f0c69a5f6fbc2b1e8ca7bd43d0dc48-1024x576.jpg)
例: Bø7-E7-Am7
◯m7コードに解決するためのセカンダリードミナントとして挿入される◯7コードです。
このコードにはフリジアン・ドミナントスケールで対応するのが一般的です。
マイナーのV7-Iにはフリジアン・ドミナント!
![](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2022/05/c318df3693e7c91e8609dd0fa5c9dd89-300x158.jpg)
メジャーコードに解決するドミナント7thコード
![ミクソリディアンスケール](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2023/09/26ea115d0f198fd674f8b6743d79fa92-1024x576.jpg)
例: Gm7-C7-F△7
◯△7コードに解決するためのセカンダリードミナントとして挿入される◯7コードです。
このコードにはミクソリディアン・スケールで対応しましょう。
◯7の解決先がマイナーならPhr-D!
◯7の解決先がメジャーならMixo!
解決しないドミナント7thコード
![リディアン♭7スケール](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2023/09/93fc5e39ec2d6bcf0a81b8bf5c44a4d2-1024x576.jpg)
例: D7–%-Dm7-G7-C△7
ダブルドミナントや、バックドアドミナントなど。
解決しないドミナント7thコードには、リディアン♭7スケールで対応します。
◯ø7コード
![ロクリアンスケール](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2023/09/23323f6602e99584bf2817f63f22ffb2-1024x576.jpg)
#IVø7など、ダイアトニック外から挿入されたm7(b5)系コードには、ロクリアンスケール、ロクリアン♮2スケールで対応します。
ディミニッシュコード
![ディミニッシュスケール](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2023/09/efe8a244f080ce1f4221888d6bed4412-1024x576.jpg)
◯o7(ディミニッシュ)コードには、難しいことは考えずにディミニッシュスケールで対応します。
オーギュメントコード
![ホールトーンスケール](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2023/09/11623aa293263c3297b5c5ba10062c8f-1024x576.jpg)
◯aug(オーギュメント)コードにはホールトーンスケールで対応することができます。
「全音音階」のことですね!
算出の仕方
アヴェイラブル・ノート・スケールは
「どのモードから借用してきたコードですか?」
「どのKeyからの借用和音ですか?」
という考え方で算出します。
例えば、key=Cの楽曲における
Bø7-E7-Am7
――という進行。
このとき登場するE7はKey=Cのダイアトニックには存在しないノンダイアトニックコード(セカンダリードミナント)です。
Am△7 | BΦ7 | C△7(#5) | Dm7 | E7 | F△7 | G#o7 |
セカンダリードミナントの知識があれば、このE7の正体がA.Harm-min(ハーモニックマイナー)のV度からの借用コードであることがわかります。
マイナーII-V-IのVは、
解決先をI度に持つHarm-min調のV度からの借用コードでした!
- I.Harmonic minor
- II.Locrian ♮6
- III.Ionian #5
- IV.Dorian #4
- V.Phrygian Dominant
- VI.Lydian #2
- VII.Altered ♮13
故に、A.Horm-minの第VモードであるPhrygian Dominantが 今回のE7に対応するアヴェイラブル・ノート・スケールであるということを算出することができます。
この考え方を頭の片隅に入れておきましょう!