【MuseScore】TABで符幹の向きを上下ふたつ使う方法【ソロベース用】

符幹の向きを上下で使い分ける方法について
符幹を上下に分けたい

普通に楽譜を作成すると、左の図のようにすべての音符の符幹が同じ方向を向いていると思います。
今回はソロベースのTAB譜を作成する際に、メロディとベース音の符幹(音符の棒)の向きを分ける方法の解説です。

ひとつの楽譜。パートはひとつ。
同じ拍のなかで、音符を上下に分離させます。

一行で書くと「メロディとベースで声部を使い分ける」という方法で符幹の上下を使い分けることができます!

かずあき先生
かずあき先生

楽譜の作成にはMuseScore4を使います。

高橋 和明
かずあき先生
独立12年目のフリーランスのプロベーシスト。
専門学校卒業後、楽器店の講師経験を経て独立。
現在はジャズプレイヤー、作曲家、講師として活動。
プロの質問し放題のBASS NOTEオンラインコミュニティ「Minerva」を運営中。
ウマ娘ちゃん箱推し。

MuseScoreで上下の符幹を両方使う方法

符幹の向きを変えたい音符を選択する

まずは、符幹の向きを変えたい音符(今回はベース音)を選択します。
ツールバーの「声部」の項目を確認すると、声部1(Win: Ctrl+Alt+1 / Mac: ⌥⌘1)が選択されています。

声部2に変更する

これを声部2(Win: Ctrl+Alt+2 / Mac: ⌥⌘2)に変更すると、符幹の向きが変わります。

手順はたったこれだけ!

かずあき先生
かずあき先生
符幹の向きを変える

この動作で変わらないときは、ツールバーから「向きを反転」(X)を押すと符幹が上下反転します。

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