今後、ありとあらゆる知識・技術を身につけていくうえで最重要な項目です。
「唄うように自由にベースを演奏したい」という方は、小節のルートの音を瞬時に導き出せるようになる必要があるため、今回の項目は必須の技術になります!
必ず習得しましょう!
「ドレミをアルファベットで覚えよう」の記事の内容をマスターしたら、次は指板上の音の位置を覚えてみましょう!
ベースの指板上の音名の位置を覚えよう
指板上の音名を覚えることが重要な理由
少しだけ未来のビジョンをお話しします。
これは小節のルート音と、そこから相対的に導き出された音度(degree)の表です。
ベースを自由に演奏しているプレイヤー達は、もれなくベースの指板がこのように見えています。
曲のコードを見た瞬間に、頭の中にこの表が思い浮かぶように修行を重ねます!
そして、この表は楽曲のコード進行に合わせて数秒おきに次々と頭の中で変化していきます。
この表を瞬時に頭の中で展開できるようにするためには、指板上の音の位置を把握していることが必要不可欠です!
ジャズの演奏中は、常にこんな感じで指板が見えています!
ベースの指板上の音の位置の覚え方
……これ、ぜんぶ丸暗記ですか?
そんな無謀なこと、僕だってやりたくないです。
低音弦の音だけ覚えてみよう!
オススメなのは「低音弦(3弦・4弦)の音だけ覚える」という方法です。
覚える範囲も、まずは実用的な7〜8フレットまでに絞りましょう!
- 高音弦(1弦・2弦)の音は、低音弦のオクターブから導き出せる。
- 12フレット以降は1フレット〜12フレットの音と並び方が全く同じ。
――という、ベースの指板の法則に基づいた効率的な覚え方です!
ベースには「斜め下のフレットはオクターブの音になる」という法則があります!
【例】
- 4弦3Fと2弦5Fは同じGの音
- 3弦7Fと1弦9Fは同じ音
細分化して覚えるのが大切!
いっぺんに覚えようとせずに、ブロックごとにひとつずつ関連付けて覚えていきましょう。
チューニングに使う開放弦の音を覚える
まずは開放弦です。
4弦開放のEと3弦開放のAは、チューニングのときに使う音なのですぐに思い出せると思います!
ドレミを弾くときに使うCとDを覚える
Cメジャースケール(ドレミファソラシド)は基礎練習でも馴染みの深い音階なので、3弦3フレットのCと5フレットのDも覚えやすいんじゃないかなと思います。
その隣にあるGとAを覚える
ポジションマークのある4弦3フレットのGと5フレットのAの音。
このあたりもロック系やポップス系の楽曲では頻繁に使用されるポジションなので、CとDと合わせて覚えておきたいポイントですね。
このように「よく使う音」からひとつずつ覚えていきましょう!
覚えた音と半音階のFとBを覚える
開放Eの半音上はF、Cの半音下にはBがあります。
こんな感じで周りに付随する音と関連付けながら少しつづ視野を広げていくと、より効率的に指板の音を覚えることができますね!
EとF、BとCはそれぞれ半音の関係なので隣のフレットにあります!
ピアノの黒鍵がない部分の音です!
まずは7フレット前後まで覚えておけば、十分楽曲に対応できるようになります!
焦らずに少しずつ覚えてみましょう!
#(シャープ)や♭(フラット)のついた音は、覚えた音の位置を半音ズラすことで導き出すことができます!
まずはドレミファソラシドの位置を集中して覚えるようにしましょう!
おまけ: BASS NOTEオンラインレッスンについて
BASS NOTEのオンラインレッスンでは「指板上の音名を60分で完全制覇!」というカリキュラムを用意しています!
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