普通に楽譜を作成すると、左の図のようにすべての音符の符幹が同じ方向を向いていると思います。
今回はソロベースのTAB譜を作成する際に、メロディとベース音の符幹(音符の棒)の向きを分ける方法の解説です。
ひとつの楽譜。パートはひとつ。
同じ拍のなかで、音符を上下に分離させます。
一行で書くと「メロディとベースで声部を使い分ける」という方法で符幹の上下を使い分けることができます!
楽譜の作成にはMuseScore4を使います。
MuseScoreで上下の符幹を両方使う方法
まずは、符幹の向きを変えたい音符(今回はベース音)を選択します。
ツールバーの「声部」の項目を確認すると、声部1(Win: Ctrl+Alt+1 / Mac: ⌥⌘1)が選択されています。
これを声部2(Win: Ctrl+Alt+2 / Mac: ⌥⌘2)に変更すると、符幹の向きが変わります。
手順はたったこれだけ!
この動作で変わらないときは、ツールバーから「向きを反転」(X)を押すと符幹が上下反転します。