![移調と転調の違いについて](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2022/05/b0fbe7fdda315c234d8c0b362d6f63a3-1024x538.jpg)
こちら、僕のTwitter(@KAZUAKI_virgiL)で実施したアンケートです。
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これは解説しなければ…!
言葉の意味を正しく理解していない人がとっても多い「移調」と「転調」。
言葉の誤用は指摘されたときに恥ずかしいですからね…!
移調と転調の違いについて
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まずは結論から。
- 曲のKeyを丸ごと変更するのが移調
- 曲の途中で部分的にKeyが変わるのが転調
一行でまとめると、このような説明になります!
移調とは
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カラオケにいくと、こんな感じのKeyを変更するボタンがついていますよね。
これが「移調(transposition)」のスイッチです。
曲のKeyを丸ごと変更します。
曲の音程を丸ごと上下させます!
メロディをEマイナースケールで歌える曲を、Fマイナースケールで歌えるように変更するのが移調です!
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コード譜で見るとわかりやすいですね。
曲全体のコードが丸ごと変更されています。
セッションベーシストにとって、移調は必須技術です!
コードをディグリー(度数)でとらえることができるようになると、容易に移調に対応することができるようになります。
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【音度について】初心者のための度数の数え方【ディグリーネーム】
例えば、Key=A♭について話すとき。 ゆい 「エーフラットメジャーセブンス、ディーフラットマイナーセブンス、ビーフラットマイナーセブンス、イーフラットセブンス…」 ―…
転調とは
曲の最後の大サビで、Keyが半音高くなる楽曲ってたくさんありますよね。
カラオケで歌っていると、最後のサビだけ音が高くなるやつです。
これが「転調(modulation)」です。
「部分移調」と捉えると分かりやすいと思います!
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コード譜でみると、曲の途中からキーが変わっているのが分かると思います。
楽曲の中に2つのキーが共存している状態です。
ベースだと、フレットをひとつズラして大サビを演奏するアレです!
あれが転調です!
LEVEL5-judgelight- – fripSide
サビのたびに転調する、まさに転調のお手本のような楽曲です。
目次
移調と転調の覚え方
- 曲のKeyを丸ごと移動(イドウ)させるのが移調(イチョウ)
- 曲の展開(テンカイ)に合わせてKeyを変えるのが転調(テンチョウ)
一度仕組みを覚えてしまえばとっても簡単!
移調・転調はどちらも日常的に当たり前に飛び交う言葉なので、正しく使っていきたいですね!