今回のテーマは楽譜の譜めくりペダルについてです。
この記事を見にきてくれた方の大半は、タブレット端末を使って楽譜を見ている方 もしくは、それを検討している方でしょう。
そして、
「演奏中に手を使わずに楽譜のページをめくる方法はありませんか…」
と探している人がほとんどだと思います。
そんな方のために、Bluetooth接続して使うスタイリッシュなペダルがありまして。
どうですか!!
すごくないですか!
ハンズフリーで譜めくりができる魔法の機材です!
どんな状況でも楽器から手を離さずに楽譜をめくれるのは最高です!!
今回の記事で紹介する譜めくりペダル「iRig BlueTurn」は、僕と同じようにタブレット上で楽譜を表示・閲覧している全てのプレイヤーに心からオススメしたい神器です!
[事前情報] 使用している楽譜表示アプリについて
Piascore
僕はいつも現場で演奏の仕事をする際には、最強の楽譜リーダーアプリ「Piascore」を使ってiPad miniで楽譜を表示しています。
Piascoreに出会ってから、紙媒体で大量の楽譜を持ち運ぶことが一切なくなりました。
僕の音楽人生を大きく変えてくれた神アプリのひとつです。
楽譜はデジタル管理の時代です!
譜めくりペダルについて
譜めくりペダルとは
譜めくりペダルの機能は至ってシンプル。
BluetoothでiPadなどのタブレット端末とペアリングさせて
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上記の譜めくり動作を2つのペダルで足で操作するという単純なフットスイッチです。
単純なんですけど、我々演奏家にとってはまさに救世主のようなアイテムです!
フットスイッチで譜めくりするメリット
どんな楽器でも、演奏中って常に両手が塞がってるんですよね。
そんな状況で手を使わずにワイヤレスで楽譜をめくることができるなんて、それだけで嬉しいじゃないですか。
こうやって文字にすると、当たり前なコトなんですけども。
この「当たり前」がものすごく便利なんです!
演奏中に楽器から手を離さなくていいんです!
すごくないですか!
IK Multimedia – iRig BlueTurn
じゃじゃん。
今回購入したのは、IK MultimediaさんのiRig BlueTurn。
パッケージはiRigらしい洗練されたワクワクするデザイン。
実に美しいです。
このモデルを選んだ理由は、ただひとつ。
青く光ってかっこいいから!!
購入の動機なんてそんなもんです。
iRig BlueTurnは、ステージやスタジオでの楽譜のページめくりだけでなく、講演や講義、プレゼンテーション時のスライドの切り替えなど、様々な用途にお使いいただけます。モバイル機器やラップトップに直接手を触れることなく、操作を行うことができるのです。さあ、iRig BlueTurnの用意はできましたか?次の出番(turn)はあなたです!
IK Multimedia – iRig BlueTurn
見てください、この公式説明文の最後の一行。
「次の出番(turn)はあなたです!」
好き〜!
なんてオシャレなんでしょう!!
それでは早速開けてみましょう!
譜めくりペダル 開封レビュー
緊張の一瞬です。
(スッ……)
おもちゃは箱をあける瞬間が一番ワクワクしますよね!
楽天のロゴかな?
この真っ赤っかな派手な冊子は説明書でした。
ばばばばん。
こちらが新兵器iRig BlueTurnの本体です。
サイズは126mm × 93mm × 25mmと、手のひらサイズです。
本体重量も125gと、とっても軽量。
バッテリーは単4電池が2本。
ちゃんとテスト用の電池が本体の下に入っていました。
動作時間に関しては、公式には「単4電池2本で長時間の動作が可能」と書かれているだけで明確な時間は記載されていません。
10ステージ+そのリハーサルで連続で使用しても、まったく切れる気配はありませんでした!
今回は付属の電池を入れてみました。
背面のフタをあけて電池をセット。
フタはドライバーの必要ない簡単仕様です。
これなら急にスタジオで電池が切れても、すぐに交換できますね!
光った!
中央のBluetoothマークの上にある青色LEDが点灯しました。
PiascoreとBluetoothで接続する
今回はiOSの設定画面からペアリングしてみます。
設定>Bluetooth>iRig BlueTurnを選択。
これだけで簡単に接続することができます!
もしBluetoothデバイスの一覧にiRigTurnが表示されない場合は、次の項目で説明するモード変更を試してみてください!
MODE 2やMODE 3に切り替えることで、表示されることがあります!
iRig BlueTurnの各種モードについて
▲ボタンを押しながら本体の電源をONにすることで、操作モードを変更することができます。
- MODE 1 … 矢印キー 上下モード ( ▲ )
- MODE 2 … Page Up / Downモード ( ▼ )
- MODE 3 … 矢印キー 左右モード ( ▲+▼ )
本体の電源をONにした際に、最初に約1秒間 現在選択されているモードに合わせてペダルスイッチが点灯します。
MODE 1なら▲ボタン、MODE 2なら▼ボタンが光ります。
モードの確認に活用してください。
ボタンが交互に点滅している間に、各MODEのボタンを押すことで機能が切り替わります。
Page Up / Downモードと矢印キー上下モードについて
Page Up / Downモードは、上下モードに比べて、送りの幅が大きいです。
例えば、iPhoneのSafariでWebブラウジングした場合、上下モードでは約1行ぶんの送りになります。
対してPage Up / Downモードでは約1画面ぶんのスクロールが発生します。
iReal Proでの動作モードについて
iReal Proのメニュー>その他>一般設定>AirTurn(入)の順番に進むと、ペダルにアサインする機能を編集することができます。
上の画像のように設定すると、次のように機能します。
- MODE 1… 再生 / 停止
- MODE 3 … 次の曲 / 前の曲
ペダルが4つある上位機種「iRig BlueBoard」を使うと、モードを変更しなくても全ての動作が行えるようになります!
BlueTurnでPiascoreの譜めくりをしてみる
う、動くぞジョジョーッ!!
ハンズフリー!
これです、僕が求めていた演奏の新世界は!
画面に触れなくても楽譜がめくれます!すばらしい!
ストレスのない素早い反応速度
レスポンスも文句なしで、ストレスフリーで実用可能です。
遅延することなくページを移動してくれます。
どんなに書き込みが多くてもしっかり表示してくれるのは、さすが我らのPiascoreです。
測ってみると、
「まん、まん、満足!! 一本満足!! ハッ!!www」
の手拍子の速度でページをめくることができました。
演奏を邪魔しない静音のフットスイッチ
フットスイッチは静音で、カチッとか余計な音は一切しません。
これなら静かなステージでも演奏の妨げになることはありません。
「ふにゅっ」と沈み込む感じのボタンです。
LEDで視認性も抜群
上下のペダルが発光しているので、暗いライブステージ上でも問題なくペダルの位置を確認することができます。
超格好良くないですか…!
設定を維持して自動ペアリング
一度ペアリングの設定をしておけば、次からはアプリを開いてiRig BlueTurnの電源をONにするだけで自動的に接続されます。
何もかも完璧です。
すべてにおいて文句なし!すばらしい!
iPadの楽譜めくりに革命を起こしました。
もっと早く買わなかったことを後悔しています。
本当に素晴らしい商品です!
僕の演奏環境の足元には、いつでもiRig BlueTurnが常駐しています。
「使用中にストレスを感じない」というのは、デバイスを使用する上での最低条件にして最重要項目です。
ここまでストレスフリーに自分の欲求に素直に応えてくれる商品と出会えたことが幸せです。
iRig BlueTurn。
iPhone、iPad、Mac、Androidに対応。
楽譜めくり以外にも電子書籍やスライドショーなど、ページを切り替えるためのBluetoothリモコンとしても使用できます。
周りのミュージシャンの方々も、譜めくりペダルを使用する人が増えています!
iRig BlueTurn、本当にオススメです!