ジャズが上手くならない人の共通点
ジャズの音源を聞いてない
ジャズは、クラシックのように楽譜を見ながら演奏するジャンルではありません。
ポップスのようにTAB譜を見ながら練習するジャンルでもありません。
故に。
ジャズは音源を聴いた数が、演奏の上手さに直結します。
もっと厳密にいうと、演奏を聴いて→コピーして→分析して→理解して→落とし込むという過程を経て始めて上達するのがジャズの世界です。
例えば。
英語が喋れるようになりたいなら、ネイティブの方の英語を聞くことが一番有効です。
ジャズも同じです。
ネイティブなプレイヤーの演奏を聴いて、そのフレーズやニュアンスを学ぶことが一番有効です。
先人たちの演奏を聞かずにジャズの演奏を上達させるのは不可能です。
正しい練習をしていない
この場合の練習とは「正しい練習」を指します。
例えば――。
自分のお気に入りの楽曲や手癖のフレーズを何時間も弾いたとしても、残念ながら上達はしません。
それは練習ではなくて、ただのストレス発散です。
練習というのは「いま自分が出来ないことをできるようにすること」を指します。
正しい練習を行いましょう。
正しい練習をするために
自分は何が出来ているのか。
自分には何が足りないのか。
とくに独学の場合には、これを客観視できる必要があります。
「できるつもりになっている」なんていう危険な状態に陥ってしまう場合もあります。
自分の技量の判断は慎重に!
BASS NOTEでは、常に論理的な逆算思考で「今どんな練習をするべきなのか」を生徒さんに提示するようにしています!
焦り過ぎている
教則本や解説動画で新しい技術や知識を手に入たときは、すぐに試してみたくなると思います。
しかし、これが上達を妨げる落とし穴になっている可能性があります。
「その新しい知識、今のあなたが取り扱っていいレベルの代物ですか?」
ジャズの基本構造を理解していない状態で無理な背伸びをしたところで、それを自分の演奏のなかに反映させることはまず不可能です。
独学で得た知識を背伸びして使った結果、悪いクセがついてしまった‥…なんていう状態になってしまったら最悪です。
早く上手くなりたいが故にステップを焦り過ぎないように気をつけましょう!
練習は丁寧に!焦らず!一つずつ!
有限な人生を無駄に浪費しないためにも「背伸び練習」には気をつけましょう…!