毎日練習しているのに、なかなか上達を実感できない…。
――とお悩みの方。
日々の練習の方法を間違えていませんか?
脳科学を使った効率の良いベースの練習方法について
そもそも練習とは
まず大前提として「練習」の定義を定めましょう。
BASS NOTEでは「今できないことをできるようにすること」を練習と呼んでいます。
既に弾ける楽曲や得意なフレーズを数時間弾いて「今日もたくさん練習したぞ!」と満足してしまっている人!
それは練習ではなくて、ただのストレス発散です!
効率の良い方法練習について
脳科学的な視点から見た、効率の良い練習方法を紹介します。
ベースを始めてある程度指が動くようになってからは、無機質でつまらない基礎練習よりも「ワクワクする練習」「楽しい練習」をたくさんしましょう!
というのが結論になります。
- 自分が弾いてみたい曲に挑戦してみる
- 自分の推しのプレイヤーのフレーズをコピーする
などなど。
自分の好きなことにどんどん挑戦してみましょう!
ドーパミンについて
楽しいことをしたり、ワクワクを感じたりすると、脳内で「ドーパミン」と呼ばれる神経伝達物質が分泌されます。
ドーパミンは
- 練習のモチベーションアップ
- 集中力・記憶力の向上
- 反復行動の上達(を促す海馬への刺激)
などなど、楽器の練習に必要な要素を司る働きがあります。
上手くなりたいことは楽しんだもん勝ち!
好きな曲を楽しく演奏した人ほど、演奏技術は上達するのです!
成功体験とドーパミンについて
報酬予測と意思決定に関する研究のなかで
「この先なにかポジティブなことが起こるぞ!」
と感じたときにドーパミンが出る。
――ということが分かってきました。
サルの檻に”ボタンを押すとバナナが出てくる装置”を設置してみたところ、「このボタン押したらバナナが出てくるやんけ!!」と気付いたサルの脳からドーパミンが出ることが判明したのです。
「このコード進行パターン…、Minervaの配信でやってたやつだ!!」
「この曲なら自分でも演奏できるかもしれない!」
このような前向きな気付きが、脳内にドーパミンを分泌させて練習のパフォーマンスを向上させていきます。
積極的に楽しい練習をすることを心がけましょう!
義務的な練習では成長効率が悪い
学生時代に無理やりやらされた興味のない勉強って、苦痛でしたよね。
人間は「努力」をしてしまうと、やる気も成長効率が下がるんです。
ドーパミンが絡む「楽しさ」「快楽」「ワクワク」が成長の鍵になります。
難しいことは考えずに、どんどん自分のやりたい音楽に挑戦してみましょう!
必要な技術や知識は、その過程で自然にどんどん身についていきます!
just do it !!
楽しいことをたくさん見つけて、どんどんドーパミンを出していきましょう!