- なにはともあれ聴きやすい。
- 気に入ったら演奏もしやすい。
- 知らなきゃ恥ずかしい超ド定番。
そんな視点から、とっつきやすい10曲を選んでみました!
ジャズやるならとりあえずコレ聞いとけ10選
アルファベット順で10曲並べてみました!
All of me
世界中で大ヒットした、ゆったり聴くことができる定番のジャズスタンダード。
ジャズを勉強するうえでは必修科目になっている楽曲でもあります。
覚えやすいメロディには
「あなたじゃなきゃダメなの。」
「私のすべてを奪ってよ。」
という情熱的な歌詞がついています。
この曲の初演は1931年デトロイトのフィシャー劇場。
当時夫を亡くしたばかりの女優Belle Bakerが「歌詞に自身の境遇を重ねて泣き崩れながらAll of meを唄った」という文献が残されています。
Autumn Leaevs
通称「枯葉」。
Jazzを始めたい入門者さんが一番最初に練習する曲といえばコレ。
ジャズの基本要素が詰め込まれた教科書のような楽曲です。
…なんて?
Beautiful love
1932年には「The Mummy」と「Hotel Continental」という2本の映画で。
1944年にはラブコメディ・ミュージカル「Sing a Jingle」のなかで使われたことでも有名です。
ハウルの動く城のメインテーマ曲「人生のメリーゴーランド」を思い浮かべながら聴いてみると
うわあああああ!!!!!
となること間違いなしの一曲。
Jade Gallの演奏がとっても聴きやすくてオススメです!!
Bye Bye Blackbird
歌モノなイメージの強いBye Bye Blackbird。
しっとりとインストで聴いてみるのもいいですね!
Osaka Jazz Channel(大阪ジャズチャンネル)さんのBye Bye Blackbirdをぜひ聴いていただきたいです!
ジャズの自由さが感じられる素敵な演奏です!
Confirmation
モダンジャズの父、Charlie Parkerが作ったビバップの代表曲「Confirmation」。
決して簡単な曲ではありませんが、メロディを覚えて弾くだけで”ジャズらしい演奏”になる楽しい一曲です!
早いテンポのジャズが好きな方は、この曲から聞いてみましょう!
Fly Me to the Moon
前出のAutumn Leaevsと同じく、ジャズの教科書のような楽曲です。
Fly me to the moon( =私を月に連れて行って)。
そのタイトルの通り、なんと月面着陸を達成したアポロ11号にはこの楽曲のレコードが積まれていました。
人類が初めて月面で聴いた曲が、このFly me to the moonになります。
I’ll close my eyes
BASS NOTE筆者の原点です。
このアルバムのこの楽曲があったから、僕はJazzの道に進めたといっても過言ではない一曲になります。
僕が人生で初めてジャズの現場で演奏したのも、この曲でした。
「新しい恋愛には絶対YESと言わないわ。」
「どんなに遠く離れても、瞳を閉じてあなたを想います。」
という、思わず胸がキュンキュンするような素敵な歌詞がついています。
Blue Mitchellの代表アルバム「BLUE’S MOODS」は、ジャズの歴史に残る名盤として必ず紹介される1枚です!
ぜひお手にとって聴いてみてください!
Moanin’
ファンキージャズの代表曲。
印象的なイントロは、ゴスペルのコール&レスポンスがモチーフになっています。
My Favorite Things
ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」の劇中歌として有名な一曲です。
伝説のサックス奏者John Coltraneがカバーしたことで、Jazzのスタンダード曲として広まりました。
There Will Never Be Another You
通称「Another You」。
ジャズのセッションに遊びにいくと、8割以上の確率で遭遇する超ド定番曲です。
「別れる前に、最後にどうしても伝えたい。」
「あなたの代わりになる人なんて決して居ない。」
という悲しい別れ話の歌詞とは裏腹に、メロディはものすごく明るいのが特徴。
いろんなジャズ・スタンダードを聴いてみよう!
Jazzは聴いた量が上手さに直結するジャンルです。
同じ曲でも、プレイヤーや演奏のトラックによって全然違う楽曲に仕上がっているのもジャズの魅力です。
たくさん聴いて、お気に入りのテイクを見つけてみてください!
全ジャズプレイヤーのためのリードシート「ジャズ・スタンダード・バイブル(通称:黒本)」を手元に置いて、本のコード進行と照らし合わせながら楽曲を聴いてみると勉強も捗ります!