![Aria Pro II : AGS-700 FWについて](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2024/03/be323a8c21c0868688837a91723a3315-1024x538.jpg)
「現場で雑に使っていいベース」を調整するシリーズ。
今回は弦です。
お値段2,500円以下で入手できる4ベース用のフラットワウンド弦を試してみました。
Aria Pro II / AGS-700 FW
![AriaProII : AGS-700 FW](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2024/03/AriaProII-AGS-700-FW-1024x768.jpg)
Aria Pro IIさんのAGS-700 FW!
ゲージは.045 – .065 – .080 – .100。
ロングスケール用のフラットワウンド弦です。
![飾り弦はレッド](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2024/03/96241c3be3112b59cf944d361e176c1e-1024x768.jpg)
飾り糸は赤!おしゃれ!
![ECB80の飾り弦との比較](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2024/03/194f9795ba915bc5f6a84d06797d88af-1024x768.jpg)
D’Addarioのフラット弦の飾り弦が青色なので、並べてみるとすごく綺麗です!
使用感
![ベースとサックス](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2022/11/6816cfd51d887a112ec0a23d35df4ddf-1024x576.jpg)
使用感は「悪くない」の一言。
特筆することもなく、ただただ「うん、悪くないね!」という弦でした。
つまり、無難に使える強い弦です。
ちゃんとフラット弦の音がします。
ただし、私が長年愛用しているフラット弦D’Addario ECB80に比べると些か音程感に欠ける印象でした。
今回は『アップライトのような低音のアタック感だけが欲しい。ピッチ感は必要ない』という依頼を受けた現場のために張ったので、むしろ狙い通りの音が出ました!
感謝です!
![個包装されたAGS-700](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2024/03/7e96a32c0076da5e6537640820f1cc77-1024x768.jpg)
気になる巻き癖もなく、チューニングも最初から安定。
良い弦でした!
![弦の表面を拭くと黒くなる](https://bassnote.jp/wp-content/uploads/2024/03/18d8b2c9ba3dbdc47b1569a55595c80b-1024x768.jpg)
最後に一点だけ。
指も皮膚が弱い人は少し注意です。
オレンジオイルで弦の表面を拭いてあげると、ペーパーに黒く油がつきます。
この油のせいか、弾いていると指の皮がボロボロになります…!
※一度皮膚が再生してから、皮膚が破けなくなります!安心してね!
フラットワウンドの弦ならどのメーカーでもこうなるので、特別Ariaの子だけが悪いわけではありません…!
フラット弦の宿命です!
トータルで見るとコスパ最高のセットなので
フラットワウンド弦を試してみたいけど、高くてちょっと気が引ける……。
という方には、ぜひ試してみていただきたい弦です!
フラット弦ならではの高寿命を活かして「普段は弾かない子だけど、とりあえず弦を張っておきたい」というベースにもオススメです!