「いくら練習しても全然上達しない…。」
「自分の成長を実感できない…。」
と悩んでいる方へ。
もしかしたら、”正しい練習”ができていないのが原因かもしれません。
ベースが上達する正しい練習方法とは
まず最初に、定義付けです。
「自分ができないことをできるようにすること」
これがBASS NOTEの示す練習という言葉の定義です。
「自分のお気に入りの曲をたくさん弾く」なんて、無意味です。
それは練習ではありません。
ただのストレス発散です。
楽器に触って、自分の苦手を見つけて、試行錯誤して、繰り返して、身につけて。
シンプルにこの練習のサイクルを実践できる人が伸びます。
ただのストレス発散に貴重な時間を費やしている人が多すぎる…!
正しい練習のコツ
繰り返しになりますが、練習とは自分ができないことをできるようにすることを指します。
まずは
- 自分は何ができるようになりたいのか
- 自分は何ができないのか
- 自分にはどんなトレーニングが必要なのか
この3点が分かってないと、正しい練習はできません。
1.目標を定める
目標を定めずに、漠然と指を動かし続けるのは厳禁です!
弾きたい曲を決める。
お気に入りのフレーズを見つける。
どんな小さなモノでも良いので、必ず目標を定めるようにしましょう。
2. 問題の細分化する
- 左手のフィンガリングが荒くて音が切れてしまう。
- 右手のレイキングの際に音符が滑ってしまうクセがある。
- 弦を細かく移動するフレーズがスムーズに弾けない。
- 2拍以上の休符があるとリズムがズレてしまう。
などなど。
自分の弱点を細かく分析できるようになりましょう。
弱点が分かれば原因を特定しやすくなります。
原因を特定できれば、それを改善するためのアプローチも見えてきます。
「どうしてこの曲が弾けないんだろう?」という疑問を必ず持つようにしましょう!
BASS NOTEのオンラインコミュニティ「Minerva」に遊びにきていただければ、いつでも弱点の洗い出してのお手伝いをさせていただきます!
3.正しいベクトルのトレーニングを行う
ちょっとネットで検索すれば
- 速弾きができるようになる方法
- スラップの手数を増やす方法
- ピック弾きで綺麗な音を出す方法
- アドリブができるようになる方法
などなど、いろいろ出てきますよね。
- 自分に合うのか
- 自分に必要なのか
- 自分に効くのか
見つけた練習方法を、なにも疑わずに取り入れてしまうのは危険信号です。
「あなたの今の目標設定からすると、その練習は後回しでも良いかな…!」
「あなたの骨格でそのフォームを使うのは、手首を痛めそうでちょっと危険かも…!」
「今のあなたの技術でその練習をするのは、むしろ悪影響があるのでは…!」
ーーと、思わず”待った!”と言いたくなってしまう場面に遭遇することが多々あります。
今の自分にとって有用性のある練習に時間を割くようにしましょう!
貴重な人生の有限な時間を、間違った練習に使わないようにしてください!
「自分のどの部分を強化・改善するために、この練習を行うのか」
必ず自覚した状態で練習を行うようにしましょう!
ついつい「上手くなるための方法探し」に時間を使いがちな人へ。
— 高橋和明 (@KAZUAKI_virgiL) October 30, 2022
いろんな練習方法や上達ノウハウが世に出回ってるけど、結局のところ
『たくさん弾く』
コレが1番上達に直結することを忘れないで‘٩꒰。•◡•。꒱۶’