うちの楽器の先生、マジで最低…!!
よし!
ハズレな先生を見極める判断材料をいくつか紹介しましょう!
嘘だらけ、間違いだらけ、上辺だけの知識がYouTubeで大量に発信されている現代。
独学で間違った練習に時間を割くよりも、最初はプロの先生に基本だけでも教わるのが最良の選択です。
しかし!
世の中には「まがいもののエセ講師」が溢れています。
キツい言い方をするなら、音楽講師業界は詐欺師の巣窟です。
そんな悪徳講師に引っかからないために、今回の記事では“習ってはいけない楽器講師の特徴”について紹介します。
こんな先生には習ってはいけない
NG: 講師業だけに専念している人
「レッスン以外の演奏の仕事をしている人か否か」
まずは、これが大きな判断材料になります。
師匠を選ぶときは“現役のプレイヤーとして現場で演奏活動をしている方”に師事するのが理想です。
逆に言うなら“レッスンだけやってる人”は避けたいところ。
現役で現場に立っているプレイヤーさんは、
- 生の奏法や理論に秀でている
- 最新の音楽事情に精通している
- 「良い演奏」のやり方を日々研究・鍛錬している
などなど、”専業講師”とは技術に雲泥の差があります。
日頃のからお客様の前で演奏しているプロのミュージシャンは”上手い演奏”ではなくて”良い演奏”の方法を追求している方が多いです。
例えば、音楽理論なんてテキストを丸暗記すれば 誰でもそれっぽく解説することができるようになるんです。
誰でも講師になれるんです。
ですが、それを本質的に理解して”良い演奏”に昇華できるのは現役のプレイヤーだけです。
まずは「現役のプレイヤーかつ講師」な方を選ぶようにしましょう。
“昔はこうだった!”と過去の栄光に縋るような元プレイヤーの方にも要注意ですよ!!
かずあき先生は?
私の本職は日々現場を飛び回るタイプの演奏屋さんです!!
NG: 演奏が上手いだけの人
「演奏が上手い」と「教えるのが上手い」
このふたつは全く別のスキルです。
感覚論、根性論だけでは楽器は上手くなりません。
レッスンを受けるときは、抽象的なものをきちんと言語化できる方に師事するのがベストです。
いくら演奏が上手くても
説明の言葉がちぐはぐだったり、具体的な上達の方法を教えてくれなかったり。
そんな先生は避けたいところです。
先生のSNSやブログ、動画などから、教え方が分かりやすいかを判断してみましょう。
先生の生徒さんからの評判などもチェックしてみましょう!
NG: 判断基準がゼロかイチかの人
ミュージシャンには自分の美学を大切にしている方…いわゆるプライドの高い方が多いので
「良い」or「悪い」
「正解」or「間違い」
だけで話を進めていく人がたくさん居ます。
0か1かの解答しか持ち合わせていない。
自分のなかの正解を生徒に押し付ける。
これは「人に音楽を教える」という場合には致命的です。
「Aさんにとっての正解は、Bさんにとっては致命的な不正解!」
ということがあるのが音楽の世界です。
例えば、骨格や筋肉のクセひとつでも正解の演奏フォームは変わってきます。
柔軟に。
それでいて具体的に。かつ的確に。
そんな講師さんを探してみましょう!
NG: 人間として残念な人
- 粗探しばかりの人
- キツい言葉を使う人
- 絶えず上から目線の人
- 楽器歴で人を判断する人
などなど、根っこの部分から”人間として残念な人”は違和感を感じた時点で損切りしましょう!
関わり続けていても、良いことはありません!
最後に
私自身も生涯勉強の未熟者なので、偉そうなことは言えないのですが。
心から音楽を楽しみたい読者さんのために、一言だけ書かせてください。
今の日本には、音楽が下手っぴな”自称講師”が多すぎる!!!
楽器が、じゃないです。
音楽が、です。
誰でも技術を磨けて、
誰でもそれを発信できて、
誰でも簡単に講師を名乗れる時代です。
故に、マガイモノの”なんちゃって講師”が本当に多いんです。
楽器の講師って、生徒さんの人生を大きく変えてしまう仕事なんです。
良い方向にも、もちろん悪い方向にも。
その責任を背負う覚悟がない「ノリで講師業はじめてみました☆」みたいな方がとにかく多い。
私を選んでくださいとは言いません。
皆さんには、信頼できる”ちゃんとした師匠”を見つけてほしいと心から願うばかりです。