お仕事の都合でベースちゃんが必要になりまして、10年ほど物置部屋に眠っていた楽器を急遽掘り起こしてきました。
……フレットがサビだらけ！！
当然です。
ということで今回はフレットのサビ取りに挑戦してみましょう！
かずあき先生独立12年目のフリーランスのプロベーシスト。
専門学校卒業後、楽器店の講師経験を経て独立。
現在はジャズプレイヤー、作曲家、講師として活動。プロの質問し放題のBASS NOTEオンラインコミュニティ「Minerva」を運営中。
ウマ娘ちゃん箱推し。
FRET BUTTERについて
ばばばばん！
DMI Guitar Labsさんから発売されているFRET BUTTER(フレットバター)です。
面倒な指板のマスキング作業や、コンパウンドの用意は一切不要！
中に入っている布(クロス)でゴシゴシするだけでフレットがピカピカになるよ！という便利な代物になります。
仕様書
- 「ローズ、エボニー、メイプル。どんな指板にも使えるよ！」
- 「ただしサテンやオイルフニッシュの指板は黒ずむ可能性があるから気をつけてね！」
- 「ペグやブリッジなど、フレット以外の金属パーツには使用しないでね！」
上記の注意点に関して、その道20年のベテランリペアマンさんに尋ねてみたところ
「すぐ拭き取るならそんなに神経質にならなくて大丈夫だよー！僕も自分のサテンのギターに使ってるよー！」
という回答をいただきました。
僕は今回サテン仕上げの子にガシガシ使ってみましたが、変色などは一切見受けられませんでした！
あくまで公式が推奨する使い方ではないので、サテン・オイルの指板に使うときは自己責任で！
木材へのダメージが気になる方は、指板を保護するフレット磨き用のプレートを使いながら作業してみましょう。
フレットのサビを落とす
こちらがフレットバター本体。
油分がたっぷり染み込んでベタベタしています。
バニラのようないい匂い！！
布を取り出したら、あとは汚れたフレットをゴシゴシ擦るだけ！
指板がとってもオイリーになってしまうので、その都度乾いたクロスで拭き取ってあげましょう。
じゃじゃじゃん！！
どうですか！どうですか！
とっても綺麗に仕上がりました！！
簡単にサビが全部取れました！
せっかくなので、倉庫に眠っていた他の楽器でも試してみました。
この年期の入った指板が！
一瞬でこんなに綺麗に！！！
すごく綺麗ー！！
フレットのサビ取りならFRET BUTTER一択
結論: フレットのサビ取りグッズとして非常に優秀！！！
ちょっとくすんできた子
→ピッカピカの光沢を取り戻すぜ！
錆だらけの子
→くすんだ状態に戻せるぜ！(演奏には問題レベルまで復活させられるぜ！)
とにかく簡単にお掃除できます。
めちゃくちゃ気軽にフレットをピカピカにできます。
古い楽器のフレットの錆、指板の汚れにお悩みの方！
フレットバターをぜひお試しあれ！
ポチップ