「ライブ中にストラップが外れてしまう」
僕は人生初のライブでこのトラブルを経験しました。
膝に抱えて無理やり演奏を続けたときの冷や汗は今でも忘れません。
それ以降、この事故が起きないようにストラップロックピンを愛用しています。
ストラップロックピンってなんですか?
ストラップをボルトで固定して、演奏中のトラブルを防ぐことができるのがロックピンです!
ワンタッチで取り外しができるのて、ケースに収納するときも安心!
僕は10年以上Jim Dunlop製のモデルを愛用してきたのですが、このたび楽器とストラップを新調したのでストラップピンも新しくすることにしました。
- Jim Dunlop→厚いストラップには非対応
- Schaller→新型は超危険
- Fender, ERNIE BALL, LOXX→デザインが好みじゃない
- Parksons, GROVER, RENEGADE→不安要素がある
ということで、今回は消去法でESP製のストラップピンを採用。
その実力や如何に。
〜最初に〜
正直なところ、僕はESP社には「高かろう悪かろう」なイメージしかありませんでした。
同じような印象を持っている方も少なくないでしょう。
実際に使用してみたところ、このストラップピンはプロの現場にも耐えられる高品質な商品でした!
ESPさん、今までごめんね!
ESP / STRAP LOCK ESL-01
詳しいスペックはヤングギターさんの動画参照。
ESP製のストラップロックの概要
- パーツはすべて日本製で安心の高品質だよ!
- ストラップ側は絶対緩まない新機構だよ!
- 使用時に楽器に負荷がかからない設計だよ!
- 取付ネジは2種類付属!選んで使えるよ!
装着方法
本体側
まずは本体についているストラップピンを外します。
今回交換するMomose MJ24シリーズのストラップピンに使用されているネジは直径3.5mm 長さ25mmでした。
ESL-01には直径3.5mm 長さ35mmのネジがついているので、ネジ穴を広げることなく使うことができます。
こちらがESPのストラップロックピン、ESL-01の本体。
ロックピンの中ではかなり小型でスマートな部類ですね。
元からついていたストラップピンとの色の比較です。
いっしょ!!!!
ストラップピンを本体にネジ止めします。
ESL-01付属のネジではなく、元々本体についていたネジを使用して止めました…!
よい子は真似しないでね!
ストラップ
次にストラップ側です。
今回はプロ御用達のストラップ「COMFORT Strapp / Pro Bass」を使用します。
ダンロップ製では貫通できなかった厚み問題もクリアです。
このままでは正しく装着できないので、革の余っている部分をカッターで切り落とします。
※ESL-01の説明書にそのように書いてあります!
これでフラットになりました!
ボルトを締めてストラップに固定します。
これで準備は完了!
サイズの違う2種類のネジ山でボルトを固定することによって、何があっても絶対に緩まないという安心感溢れる機構になっています!
これがこの商品の最大の売りポイント!
使用レビュー
付けるとき
横からスライドして取り付けると、ロックがかかります。
「カシャーン!」という気持ちいい装着感。
金属が共鳴して気持ち良い音が鳴ります。
また、このストラップ側のU字の形状が本体側のピンの受け皿になってくれます。
もし本番中にロック機構が壊れてしまっても最後の砦になってくれるんです。
楽器が落下するリスクを最小限に抑えてくれるナイスな形状です。
ウマ娘ちゃんの蹄鉄のようなシェイプも最高です!
取り外すとき
金具のつまみを引っ張りながらスライドすると、簡単にストラップが外れます。
コンフォートのストラップは2重機構なので、普通につけていると外すのがとっても大変なんです。
これで苦悩から解放されました!
スライドする方向をしっかり確認しないといけないので、ダンロップ製やLOXX製のストラップに慣れている人は最初は煩わし
まとめ
僕は仕事として楽器を演奏している身なので、ステージ上での事故は可能な限り減らしたいんです。
ESPのロックピンは他社製品に比べると少々高めですが、これは安全の価格でしょう。
ESP ESL-01、信頼できる良い製品です!