ベースは1日に何時間くらい練習したら上達しますか?
BASS NOTEでは時間ではなくて項目数で考えています!
「1日1つずつ、緩やかに。」
これが僕のオススメする1日の練習量です!
ベースは1日に何時間練習すればいいの?
オススメの練習方法は「1日ひとつずつ」
例えば。
こんな感じの教則本に載っているフレーズを、1日に10個練習したとしましょう。
3日後に、そのうちのいくつを完璧に思い出せるでしょうか。
えっと、たぶん1つも覚えてない…。
無理やり詰め込んでも、それを有意義に自分のなかに落とし込めるとは限りません。
フレーズの応用方法や演奏のニュアンスなど、ひとつのベースラインから学べる大切なことを取りこぼしてしまう恐れもあります。
一夜漬けでテスト勉強したときの
「あれ…?昨日勉強したはずなのに思い出せない…」
という状態になってしまいます!
無意味に楽曲を練習しまくるよりも、練習の意味を理解して一点にフォーカスをあてて丁寧に練習したほうが圧倒的に高効率で技術を伸ばすことができます。
0と1の差について
「0と1の差は大きいですよ!」というお話。
1日1つずつフレーズを身につければ、30日後には30個のフレーズを自由に扱えるようになっています。
これが0なら0のままです。
つめこんでも、自分のなかに落とし込めていないと成長しないんです。
1日に10とか20を詰め込むような練習はナンセンス。
「1日1つ」を継続して積み重ねることが大切です。
- スムーズに弦移動ができるようになった!
- オクターブ奏法が上手にできるようになった!
- Lydian b7スケールの使い方を覚えた!
この積み重ねです。
「0をいかに減らすか」
これが上達のコツです!
大切なのは練習時間・練習量ではなく「1つ身につけられるかどうか」なんです!
正しい練習方法について
「自分ができないことをできるようにすること」
これがBASS NOTEの示す練習という言葉の定義です。
「自分のお気に入りの曲をたくさん弾く」なんて、無意味です。
それは練習ではありません。
ただのストレス発散です。
楽器に触って、自分の苦手を見つけて、試行錯誤して、繰り返して、身につけて。
シンプルにこの練習のサイクルを実践できる人が伸びます。
「【ベースが上手くなる方法】プロ歴10年以上のベーシストが推奨する正しい練習方法」という記事で、詳しく解説しています!
あわせて参考にしてみてください!
おまけ: 筆者の練習時間の話
楽器を始めたての頃
楽器を始めた高校生の頃は、ベースの練習が楽しくて楽しくて仕方なくて。
平日は部活が終わって学校から帰ってきたら深夜まで。
毎日5時間とか6時間は当たり前に弾きっぱなしでした。
休日は朝から晩までずーーーっとベース漬けの毎日を過ごしてました。
時間にして1日20時間とか、普通に弾いてました。
睡眠は1日3時間。
食事やお風呂など、人間らしい部分は1日1時間。
ほかの全てのベースに捧げていました!
懐かしいですね。
プロになってから
――ここまでは楽器が自分の身体に馴染むまでのお話です。
ある程度の技術が身について練習の本質が身についてからは、練習らしい練習は1日1時間程度になりました。
量が必要なくなってからは、短期集中で質を追求するようになりました!
「どんな練習をしたらいいか分からない……」という方!
BASS NOTEのオンラインレッスンやオンラインコミュニティ「Minerva」でも随時お力になります!
貴重な1日の積み重ねをゼロにしたくない方、お待ちしてます!