ベースの自宅練習環境について
こちらが我が家の演奏環境です。
楽器の音はマルチエフェクターで補正されてからオーディオインターフェイスを通してPCへ送られます。
PC内で再生している音は、オーディオインターフェイスを通してヘッドホンで聴くことができます。
とにかくコンパクトで取り回しが良い環境を構築しています!
ベースの自宅練習用機材について
キャビネットシミュレーター
キャビネットシミュレーターは、ヘッドホンからの出音をスタジオやライブハウスでアンプから出したときのサウンドに変えてくれる魔法の機材です。
これのおかげで、自宅にアンプが不要になります。
マルチエフェクターをお持ちの方は、その中に入っているシミュレーターでも代用可能です。
IR対応のモデルを選べば、世界中のどんなキャビネットの音も再現することができるようになります!
IRってなんですか?
IRはインパルス・レスポンス(Impulse Response)の略で、一言でいうなら『キャビネットをエミュレートするためのデータファイル』です!
IR対応の機材にデータを入れてあげることで、自分の好きなアンプ・キャビネットのサウンドを自由に再現できるようになります!
無料でIRデータを配っているメーカーさんもあるので、探してみましょう!
オススメはMooerのRadar!
30種類のキャビネット、11種類のマイクモデル、4種類のパワーアンプモデルを搭載したキャビネットシミュレーターです。
もちろんIR対応!
アンプシミュレーターでは空気感を再現できずに物足りない場合があるので、キャビネットの響きまで再現できるキャビネットシミュレーターを噛ませましょう!
オーディオインターフェイス
自宅練習環境の核になるオーディオインターフェイス。
楽器の音をPCに入力したり、PCの音をヘッドホンやスピーカーから出力したりするための入出力装置です。
パソコンやスマホなどのデジタル機器を使って演奏を楽しむなら、インターフェイスが必須になります。
インターフェイスをお迎えするときは、余裕をもって入力チャンネルが2つ以上あるモデルをオススメします!
僕のオススメはAUDIENTのiD14mkII!
「15万円のインターフェイスで録ったんだよ!」と言っても誰も疑わないであろう音質。
4万円前後で入手できるインターフェイスで、これより上質なモデルは見たことがないです。
WindowsやMacはもちろん、iOS端末(iPhone, iPad)でも利用可能!
見た目も機能も最高の一品です!
モニターヘッドホン
集合住宅に住んでいたりご家族と同居されている方は、気軽にアンプやスピーカーから音を出すことが難しいと思います。
自宅での練習の基本はヘッドホンを使用することになるでしょう。
いつでも快適に練習を行えるように、高解像度のモニターヘッドホンを用意しましょう。
モニターヘッドホンって、普通のヘッドホンとは違うんですか?
音の傾向が違います!
モニターヘッドホンは、その名のとおり音をモニター(=監視)するためのヘッドホンです。
音楽鑑賞用のヘッドホンよりも、微妙な音の違いや表情を忠実に聞き取ることができるのが特徴です!
イチオシはSONY MDR-CD900ST!
どこのスタジオに行っても必ず置いてあるTHE 業界標準のモデルです。
日本で流通している音楽のほぼ全てが、このヘッドホンを使って作られていると言っても過言ではないでしょう。
驚くほどの解像度の高さで、細かな指先のニュアンスや弦の振動までしっかりあなたの耳に伝えてくれます。
何時間使っても疲れない着け心地。
驚きの耐久度。
困ったらコレ!
シールド
自宅練習には3m程度のシールドを使用しましょう。
5m以上だと、使っている椅子のキャスターで踏んでしまいます…!
自宅では取り回しの良い短いモデルがオススメです!
僕のオススメのシールドは、Ex-proのFL series!
何も加えない、何も損わない100%伝達
ベースからの出力を素直に伝達してくれる、正真正銘の原音重視シールドです!
高域低下は世界最小!
楽器自体の良さを最大限活かしたいならコレ一択!
チューナー【おまけ】
弦楽器の基本はチューニングです。
チューニングを制すものは弦楽器を制します。
チューニングが1Hzズレているだけで、演奏は下手くそに聞こえてしまいます…!
お家で使うときは、お手軽なクリップ式をオススメします。
人間の脳は「やることまでの初動」が面倒になればなるほど、やる気を失います。
クリップ式なら、シールドをいちいち抜き差しするような余計な手間がかかりません。
練習までの手間は最小限に!
自宅ではスピーディーに練習が始められるクリップ式チューナーを用意しましょう!